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結 果 発 表 ( 2020 発表 )
 
     
 
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■ 総評 ■

本当に嬉しいことに、たくさんの作品を寄せていただきました。どうもありがとうございます。モニターで1点1点、皆さんの作品を拝見しまして、熱気に満ちたフォトコンテストだと感じました。これは、第8回を迎えた継続の賜物だと思います。特筆する点は、自由な視点でとらえた作品が非常に多いことで、選者として強く意識したことは、作品から溢れ出てくる何かを逃さずにキャッチすることでした。入賞作品からもお分かりのように、多様な表現世界があり、無限に広がる写真の面白さが詰まっています。これからも自分の眼差しに自信を持っていただき、楽しい写真ライフを送られることを願っています。

 
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グランプリ グランプリ 1 名 賞金 20 万円 表彰楯  
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  グランプリ  
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  作品No.:10463482
作品名:輪廻

撮影者:上島 有貴 様

● 作者コメント ●

 
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spacer ■ 講評 ■ spacer
 

万物の生命が宿る、地球の姿をストレートに見つめた作品です。目覚めの刻、まばゆい暖色の光に照らされて、高山植物のハクサンイチゲが輝いています。対角線の右上には遠景の山々を取り入れて画面に動きを与え、広角域の遠近感を強調したダイナミックな描写が奏功しました。繊細な自然にも触れられて、その美しさからパワーをもらえる作品であることから、今回グランプリに選びました。

 
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グランプリ 準グランプリ 1名 賞金 5 万円 表彰楯  
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  準グランプリ  
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  作品No.:10463489
作品名:本番前

撮影者:内山 光司 様

● 作者コメント ●

 
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spacer ■ 講評 ■ spacer
 

公演前、女優さんのピリッと張り詰めた表情が作品から伝わってきます。近寄りすぎない距離感がよく、楽屋の照明がまたいい効果を生み出し、鏡に映し出されている姿が浮かび上がりました。手の動きも臨場感があり、暗い後ろ姿の実像をぼかして取り入れたこともリアルさを感じる要素です。邪魔しないよう、短時間で撮影したとコメントに書かれてあり、その気づかいはとても大事ですね。

 
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審査員( 講評 ) 福田健太郎 Kentaro Fukuda


■略歴
福田 健太郎(ふくだ けんたろう/Kentaro Fukuda)
1973年、埼玉県川口市生まれ。幼少期から自然や風景、人に惹かれ、18歳のとき写真家を志す。写真家 竹内敏信氏の助手を経て、1997年よりフリーランスの写真家として活動を開始。日本を主なフィールドに、生命に溢れる自然や風景の姿を追い続けている。写真展を各地で開催、また写真集に「泉の森」、「春恋し-桜巡る旅-」など、著書多数。
日本写真家協会会員(JPS)、日本写真協会会員(PSJ)


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