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手空きのメリット?それは、三脚を使う事によって両手が自由になると言うことです。例えば記念写真を撮る場合、三脚にカメラを付けて、セルフタイマーを使い自分はカメラから離れる訳ですから、両手を空けていると言えます。両手が自由になったら「こんな事が出来る」、「あんな事も出来る」という事の便利さに気付きながら、三脚を使っている人は意外に少ないのではないでしょうか? |
さて、ここで3枚の写真をご覧にいれます。部屋の中でボケの花の鉢植えを撮ってみました。 《1.ストレート撮影》床の板や家具の一部がバックに写り込んでいます。 《2.白バック》白い背景紙を花の後ろに置いて撮りました。 《3.黒バック》今度はバックを黒くして花が浮かび上がる様にしてみました。 ここで使用した背景紙は、手近にあるボール紙に白色と黒色の色紙を両面に貼り付けただけの簡単なものです。こんなものを1枚用意しておくと、大変便利です。白や黒だけでなく色々な色の背景紙を作ってみるのも面白いと思います。写っている花は違いますが、背景紙はこの様に手で持ったまま撮ることも可能です。両手が使える為に、ファインダーを覗きながら背景紙は切れていないか?カメラアングルはこれで良いか?などの確認も三脚が有れば落ち着いて出来ます。 唯一つ注意して欲しいのは、花のすぐ後ろに背景紙を持って来てしまうと、背景紙の凹凸や紙のケバケバなどが写ってしまうので、なるべく花から離すことが肝心です。また、離し過ぎると今度は背景紙が切れてしまうので余裕の有る大きさが必要になります。 |
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1997-3-1用品講座「三脚」 |
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