トップページに戻る > 情報・規格 > 写真撮影用フィルターの選び方

一覧に戻る

メモリーカードについて

SDメモリーカードについて

【1:SDメモリーカードの種類】

SD 規格を採用したメモリーカードの種類を表示。現在、SD・SDHC・SDXCの3種類があり、その違いは以下の通り。使用カメラがどの規格まで対応しているか確認しておこう。

名称 最大容量 ファイルシステム 使用可能範囲
SD 最大2GB FAT12、16 SD対応機器のみ
SDHC 2GB以上、32GBまで  FAT32 SD・SDHC対応機器
SDXC 32GB超、2TB まで exFAT SD・SDHC・SDXC 対応機器

【2:バスインターフェーススピード】

データを読み書きするとき、外部機器との接続方式によって転送速度が変わってくる。SDHC・SDXC メモリーカード用にUHS-ⅠとUHS-Ⅱがあり、UHS-Ⅰはさらに2種類に分かれている。高画質の動画を写すときは転送速度が速いほうがよい。

クラス 最高速度
UHS-Ⅰ SDR50 50MB/ 秒
UHS-Ⅰ SDR104  104MB/ 秒
UHS-Ⅱ   312MB/ 秒

【3:UHSスピードクラス】

UHS(ウルトラハイスピード)インターフェース対応のSDHC・SDXCメモリーカードで利用できるインターフェース。2種類のスピードクラスがあるが、メモリーカードと使用機器の両方が対応していないと、次項のSD スピードクラス相当になる。高画質の動画を写すときはUHS 対応ならば安心だ。

クラス 転送速度
UHS Speed Class 1 読み書き時のデータ転送速度が最低10MB/ 秒
UHS Speed Class 3  読み書き時のデータ転送速度が最低30MB/ 秒

【4:SDスピードクラス】

動画撮影では、一定の速度でデータが書き込まれるが、その際コマ落ちや音の途切れが発生しない必要最低転送速度を設定し、マークで表示している。数字が大きい方が転送速度が速く、CLASS10はフルHD 動画撮影に対応している。

表記 転送速度
CLASS 2 読み書き時のデータ転送速度が最低2MB/ 秒
CLASS 4  読み書き時のデータ転送速度が最低4MB/ 秒
CLASS 6  読み書き時のデータ転送速度が最低6MB/ 秒
CLASS 10  読み書き時のデータ転送速度が最低10MB/ 秒

【5:転送(読み取り・書き込み)速度】

メモリーカード自体の、データを読み書きするときの最高速度。1秒間に転送できるデータ量がMB(メガバイト)で表記される。接続する機器によって、読み取り・書き込み速度が異なることもある。この速度が大きいほうが連続撮影に有利で、撮影データの記録待ちも少なくなる。

●倍速
転送速度と共に、倍速表示も併記されるカードもある。音楽用CD の読み取り速度150KB/秒を1倍速として、その何倍速いかという表記になる。

100倍速 150倍速 200倍速 300倍速 500倍速 1000倍速
15MB/ 秒 22.5MB/秒 30MB/ 秒 45MB/ 秒 75MB/ 秒 150MB/ 秒

【6:最大記憶容量】

記憶できる最大容量を示す。RAW データよりも、圧縮保存するJPEG データのほうが保存できる枚数は多くなる。また、JPEG データは画像により1 枚のデータ量が変わってくるので、説明書などに表記されている撮影可能枚数は目安となっている。高画質の撮影や動画には記憶容量の大きいカードを使おう。

デジタルカメラの撮影枚数の

ファイルサイズは、JPEG の高画質モードで撮影した場合の概算値です。メモリーカードに記録可能な枚数は、使用するカメラの機種や設定した撮影モード、被写体により異なります。

カメラの画素数 ファイルサイズ 8GB 16GB 32GB 64GB 128GB 256GB
約1600万画素 約7.9MB 729枚 1458枚 2916枚  5832枚 11664 枚 23328枚
約2400万画素 約12.6MB 461枚  923枚 1846枚 3692枚 7384枚 14768枚
約3600万画素 約18.1MB 321枚 642枚 1284枚 2568枚 5136枚 10272枚
  • このページのTOPへ戻る